売り場プロモーションのプロを育成「超プロ会議」

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セミナーの模様。

 パチンコホール向けの調査・研修事業等を行う(株)プラスアルファは10月21日、国際フォーラムで「第4回超プロ会議」を開催、ホール企業関係者13名が受講した。

 「超プロ会議」は同社の売り場プロモーションの数値化フレームワークを使い、ディスカッションを積み重ね、現状を打破する発想力を磨き、売り場プロモーションの観点から現状の問題解決できる人財を育成することが目的。講師は同社の野島崇範専務取締役、中島安紀子氏が担当している。

 今回の会議では「市場で優位に立つために必要な考え方」を中心に講義を進行。その中で重要な戦略として野島氏はランチェスター戦略を挙げ、「現在の業界は自店と競合店を比較した際、競合店の施策を真似するといった右にならえの戦略をとっている店舗が非常に多い。しかし、ランチェスター戦略では地域1番店の強者しか真似する戦略では成功しない。2番店以降は差別化戦略を図っていかないと差が埋まることはない」と指摘。そして売り場におけるランチェスター戦略の使い方として「一点集中主義」、「NO.1主義」、「足下の敵攻撃の原則」の3点について解説した。

 講義後半では、実際のホール4店舗で行われている告知等の各種施策を例に、4グループに分け、どのように自店舗の強みを伸ばしていくか、競合店との差をつけるかをディスカッション。ディスカッション後は各グループで出た意見を発表し、考えを共有する時間が設けられた。

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