東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は10月19日、都内で平成28年度経営者研修会を開催。警視庁保安課の新井一実係長が行政講話を行ったほか、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏が特別講演を行った。会場には都内のパチンコホール経営者ら約900人が出席した。
警視庁保安課風俗営業係の新井係長は、「ぱちんこ営業が、健全な遊技として広く国民に支持されるためには、遊技として楽しめ、遊びる環境を整えていく必要がある」として、以下の点に言及した。
(1)射幸性を抑える取組みの推進
(2)負の側面への積極的な対応
・不正改造の問題
・賞品買取り問題
・等価交換の遵守
・広告宣伝等の健全化
(3)中古機流通制度の適正な運用
(4)遊技くぎの問題
(5)暴力団排除と犯罪の未然防止
特別講演では東国原英夫氏が、「ピンチをチャンスに!」と題して講演。ビートたけし氏への弟子入り時や宮崎県知事選挙など、自身の人生のターニングポイントを振り返り、機転や意識の持ち方により、ピンチがチャンスに変わったことなどを紹介した。