APグループの(株)R.E.I(中野耕平CEO)は9月27日、28日に東京国際フォーラムで開催された「アントレフェア2016」にブースを出展した。
同社は、自然冷媒ガス「N-10」の販売・施工等をおこなう会社。空調設備機器等で使われている代替フロンは温室効果が高く、日本を含めた先進国で2020年までに生産が中止されることが決定。また、2015年4月にフロン排出抑制法が施行され、代替フロンに代わるガスとして自然冷媒ガスが注目されている。
中野CEOは、「自然冷媒のターゲットユーザーが多すぎて、我々だけでは手が回らない。そこで、全国に代理店や協力会社を拡げたいと思っている。できれば全国に40拠点を作りたい」とアントレフェアへの出展の狙いを語った。
自然冷媒「N-10」は、地球温暖化防止につながるだけでなく、導入企業にも高い節電効果が見込める点が大きな特長。すでにパチンコホールや病院、飲食店、工場、ゴルフ場などに導入実績がある。
同社はこうした自然冷媒の特長や事業としての可能性をアピールし、来場者から「人に喜ばれる仕事」「誇れる事業」として関心を集めていた。