日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は6月9日、都内ホテルで第27回通常総会(定時社員総会)を開催し、全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)と回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)の団体加入を承認した。平成19年から加入していた日本遊技産業経営者同友会も加入合意書を見直し、改めて加入し直した。
全商協と回胴遊商は、遊技機販売商社の全国組織。昨年の総会時には、日本遊技機工業組合(日工組)と日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)のメーカー2団体が加入しており、これで日遊協の団体加入は、メーカー2団体、販社2団体、ホール1団体となった。
3団体との加入調印式を終えて日遊協の庄司会長は、「今年はハードランディングの年になると思うが、団体の枠を超えて意思統一を行い、やるべきことをやらなければならない。ファンの裾野を広げるために各団体と協議しながら進めていきたい」と団体間の連携に期待を寄せた。
総会ではその他、庄司会長の再任を決定した。庄司会長は、「健全化に向けて自ら築き上げられるような仕組みづくりをこれからの2年間でやっていきたい。また、2年後にはファンの拡大が少しは芽生えるような形にしていきたい」と3期目の抱負を語った。