学生がパチンコをする理由は「モヤッ」としている

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 余暇環境整備推進協議会は5月17日、都内のホテルで平成28年度定時社員総会を開催した。

 冒頭では来賓として来場した警察庁生活安全局保安課・大門雅弘課長補佐が挨拶。続いて笠井聰夫代表理事が「今年は新しい遊技機への入替や流通健全化に向けた施策の定着が図られる。これは業界の積年の課題に対する回答ともいえるものであり、これを機会に業界の更なる再生、発展に繋がってもらいたいと願っている」などと挨拶した。

 この後議案審議に入り、全ての議案を可決承認。また、講演には徳島文理大学総合政策学部の鍛冶博之氏を招き、「パチンコ産業史に魅せられる~私の研究履歴~」をテーマに話を聞いた。

 鍛冶氏は自身が学生時代にホール企業の面接を受けた経験を持ち、現在は大学で商業史、商品史を専門に研究、「パチンコホール企業改革の研究」を出版している。

 鍛冶氏はこうした経験のなかで、パチンコホール企業のビジョンの明確さや人材育成への熱意を感じるとともに、社会的認知の低さも実感。特に社会的認知の低さの理由を知りたいがため、ホール企業が研究のテーマになったという。

 こうした研究を通じて鍛冶氏は、学生たちと交わる中で、彼等、彼女らがパチンコをする理由も、しない理由も「なんとなく」や「イメージが悪い」など「モヤッ」としたものが多いと分析。また、パチンコ業界が取り組む健全化についても「何をもって健全化とするのか明確ではない。どうすれば健全化なのかを説明できない状況にある」と指摘。

「イメージは個人が作り上げるもの。健全化のイメージを業界に携わる個々人まで落とし込むことで業界健全化のイメージが作られるのではないか。私的には、業界の健全化とは、長年にわたって定着したマイナスイメージを払拭し、社会に受け入れられ支持されることだと定義している」などとまとめた。

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