ぱちんこ依存問題の電話相談事業を行う認定特定非営利活動法人リカバリーサポート・ネットワーク(RSN、西村直之代表)のレポートによると、2016年3月の電話相談件数は249件で、前月より4件増加した。沖縄RSNが221件、全商協RSN支援室が28件。
レポートによると、例年、生活環境の変化が多い春から初夏にかけて、若年者からの相談が増加する傾向にあるという。今月は家族からの相談も増加しており、季節的な影響に加え、野球賭博問題に関連してメディアでギャンブル依存を取りあげることが多かったことも理由の一つとしてあげられる、と分析している。
沖縄RSNの相談回数(221件)の内訳は、初回相談186件、複数回33件、間違い・無言・問い合わせ2件。初回相談のうち、本人からの相談は134件(前月比11件減)、家族・友人からの相談は52件(前月比25件増)だった。家族・友人からの相談は前月比でほぼ倍増した。