ピーマップスは4月21日、都内で第134回機械研究会を開催した。同社が矢野総合研究所、船井総合研究所とともに行う「元気30000発プロジェクト」とのコラボセミナー。講師はピーマップスの本田正豪専務、新井裕也執行役員をはじめ、矢野経済研究所上級研究員の石野晃氏、船井総合研究所エグゼクティブ経営コンサルタントの岡田龍也氏が務めた。
今後入替自粛期間を挟み、パチンコの継続率が65%に抑えられることを受け、こうした状況下でどのような機種選び、機種構成をしていくかが大きなテーマ。
この中で石野氏は昨今の業界動向から、本田氏は計数分析から今後ユーザーが望むであろうスペックに迫ったが、現在の流れのままであれば、差玉性能が大きな訴求ポイントになるとの見解で一致。継続率が限られる中で確変突入時の差玉を出すため、いかに「2400個」や「100回転時短」を使えているかがスペックを見極める上で重要になると指摘した。
一方で、賞品提供個数の変更などが進み、ユーザーのプレイスタイルに変化が見られれば、100%STや甘デジなど、玉単価が低くなりやすい機種がクローズアップされる可能性もあるとした。
また、岡田氏はこれらに加え今後の情報発信のあり方に言及。特に短時間遊技のユーザーによる夜の稼動アップを狙うかが大きなテーマだとした。