余暇進で今後のぱちんこ遊技機の動向を説明

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 余暇環境整備推進協議会は3月8日、都内で理事会及び定例部会を開催した。

 定例部会では日工組から渡辺圭市技術担当理事を招き、今後のぱちんこ遊技機の動向について聞いた。

 余暇進ウェブサイトのリリースによれば、渡辺氏はまず、「遊技くぎの変更により性能が異なる可能性のある遊技機」の回収対象機種リストについて、これまでの経緯と今後の方針を説明。このなかで今後の回収対象機種の調査について、「2013年中に検定を取得した大当たり確率1/320以上の機種と、2014年中に検定を取得した大当たり確率1/320以下の機種が調査対象になる」と述べるとともに、「公表日を伝えることは難しいと考えているが、今後は調査対象機種の範囲、調査が終了する時期については事前に関係団体に伝えていく」と話した。

 また、回収期日については、「4月からすべての機種が適正な遊技機として出荷できる体制になる。その遊技機との入替が進む5月、6月にならないと、回収対象機種との入替もなかなか進まないだろうと考えている。それまでは各社ごとにホールに入れ替えてもらえるよう働きかける努力をするよう伝えている」と見通しを示した。

 今後のぱちんこ遊技機については「ヘソ賞球を4個以上とし、遊び率も高い仕様(ベース30程度)とする」として基本設計の基準を定め型式試験に臨むようメーカーに指導している旨を報告。ベース値を取扱説明書に記載することで、ホールも遊技機が適正な状態か確認できる手段となると伝えた。

 当日はこの他、事務局より、4月1日より運用が開始される「製造業者遊技機流通健全化要綱」及び「遊技機製造業者の業務委託に関する規程」について説明があった。

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