RSNは、ぱちんこ依存に関する電話相談窓口として2006年に沖縄県に設立。2013年には認定特定非営利活動法人に認定されている。
支援室開設は沖縄で電話相談に応じる相談員の負担軽減が目的。相談内容の中には苦情やクレームも含まれるなど、依存相談以外の電話応対に相談員のストレスも増幅していたことから、全商協では苦情電話を引き受け、沖縄では依存相談に専念できるよう支援している。
支援室に常駐する電話相談員は2名。交代要員として全商協から1名、傘下地区遊商の東遊商から4名の職員が手伝っている。
中村会長は「支援室が受ける電話は全体の約1割。直近10月は沖縄本部が228件、全商協は21件だった」と語った。
同日はRSNの連絡先を挟み込んだポケットティッシュの配布スケジュールも発表された。
この取り組みはパチンコ店に来店するユーザーに向けてRSNを広報する支援活動。地区遊商ごとに当該地区の各店舗にポケットティッシュを配布し、店舗を通じてユーザーに配られる。
今年度は東遊商と中部遊商ですでに実施されており、残る6遊商の発表された配布スケジュールが報告された。
関西遊商/11月17〜19日
中国遊商/12月の配布予定
四国遊商/1月の配布予定
九州遊商/2月の配布予定
北海道遊商/3月の配布予定
東北遊商/4月の配布予定
(全商協の事業年度は4月締め)
※東遊商と中部遊商は来年度(5月)以降の配布を予定。