警察庁生活安全局保安課は11月6日、東京・市ヶ谷にある全日遊連事務所にホール5団体のトップを集め、検定機と性能が異なる可能性のあるパチンコ機の撤去を要請したことがわかった。
6月から開始された遊技産業健全化推進機構の「遊技機性能調査」の結果、調査したパチンコ機において検定機と性能が異なる可能性が払拭できないことが判明。同保安課はパチンコメーカー団体の日工組に調査を指示していた。
これに対し日工組は、出荷時から検定機と異なる性能となっている可能性があることから該当するパチンコ機については回収を進めていく方針を回答していた。
ホール5団体に対する同日の撤去要請はこうした経緯を踏まえたもの。業界を挙げた回収に最大限協力するよう求めた模様だ。
該当型式は今後日工組から通知される見込みだ。