パチンコ関連機器の市場規模、前年度比で94.0%

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 矢野経済研究所が9月25日に発表した「パチンコ関連機器市場に関する調査結果2015」によると、2014年度のパチンコ関連機器の市場規模は1兆2232億円(メーカー売上金額ベース)となり、前年度比で94.0%、774億円のマイナスとなった。

 その中で、パチンコ機の2014年度の市場規模は6437億円で、前年度比98.8%。5期連続のマイナス成長となったが、2014年度は縮小幅が2013年度に比べて穏やかになっている。

 同年度のパチスロ機の市場規模は4256億円で、前年度比89.7%。2013年度までの4期連続のプラス成長から一転して1割減の大幅縮小となった。同調査結果サマリーでは「パチスロ機においても縮小トレンドに突入したことで、パチンコ関連機器市場の縮小傾向が加速する可能性が高い」としている。

 また、同年度の周辺設備機器の市場規模は1538億円で、前年度比87.8%。パチスロ機関連の設備導入の減少、新規出店・大型改装の減少などが大幅減の要因となった。

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