埼玉県所沢市のパチンコ店23店舗で組織される「所沢地区遊技業防犯協力会」は、振り込め詐欺の被害を減らすため、電話内容を録音できる装置を景品に加える取り組みを開始した。読売新聞などが報道した。
景品として用意されるのは「防犯用電話自動応答録音アダプター」で回線につなぐと、かかってきた電話に対し「この電話の通信内容は防犯のために録音されています」とメッセージが流れ会話内容が録音される仕組みとなっている。
報道によると今年1月~8月末にかけて市内で起きた振り込め詐欺事犯は計28件(前年同期比12件増)で、被害額は1億160万円(同2500万円増)にのぼり、被害が拡大している。