九州で「P-ZONE」20店舗を展開するパラダイス(長崎県、山口智英社長)は、現在実施している「グリーンボールプロジェクト」の一環として節電活動を行った結果、電力総使用量を前年比16%削減及び、省エネ法によるエネルギー原単位5年平均8.9%削減を達成したと発表した。
平成22年の省エネルギー法改正を機に、同グループでは従業員の節電に対する意識改革、空調機の温度設定管理、不要照明の消灯など様々な取り組みを行った。その中でも、平成26年初旬に13店舗で導入したLED照明が大きな効果を発揮し導入前後で電力総使用量7,600kL(原油換算値)から6,374kLの16.1%削減を達成した。
また、同グループではエネルギー原単位を<エネルギー総使用量÷累計稼働台数>の数値を採用しており、これまで取り組んだ節電の結果、平成22年度の原単位0.0007983から平成26年度0.0005478へ削減し5年平均8.9%の削減を達成した。8.9%という数値は経済産業省の削減努力目標の約9倍にも上る大幅な削減となる。
今後、高効率の空調機の導入を検討するなど、「地球単位で考える」をモットーとしたエコ活動を展開していく予定だ。