遊技産業健全化推進機構は、8月に実施した一般入賞口への入賞状況の調査結果を発表した。
8月は全国22地区62店舗の102台を調査、1台あたりの打ち出し球数は2071〜3376個(平均2987個)で、一般入賞口への入賞が確認された遊技機は34台(33.3%)。入賞個数は1〜3個が24台、4〜6個が4台、7〜9個が3台、10個以上が3台だった。
なお、当該調査では1台のぱちんこ遊技機で大当たり等を挟まず、2000個以上の打ち出しが確認できた調査のみを有効としている。
調査結果を受けて推進機構では、「相変わらず保通協試験時からはほど遠い状況で営業に供されていると考えられる」と指摘。一方で、「ただし、今回の調査において、3333個の打ち出しで30個の入賞が確認された遊技機があり、また10個以上の入賞が確認された遊技機も7月の1台から3台に増加していること等から、一部の店舗においては、取扱説明書に近づける努力が行なわれていると思われる」としている。