同社では今年に入り、約7年ぶりに新規出店を開始。1月オープンの一宮店、祖父江店に続き、高富505店が年内3店舗目、さらに同店は新たなコンセプトを採用した1号店となる。新コンセプトについて加藤社長は、「夢屋の空間とスタッフ、そしてお客様の3つが主体となってコミュニケーションが取れる場所」と説明。5年先、10年先のパチンコ店のあり方を見据え、「パチンコ・パチスロで遊ばない方にも来てもらえる店づくり」を目指した。
そのコンセプトが最も色濃く表れているのが店内のレイアウト。メインエントランスからカウンターにかけた、本来メインの島が配置されるスペースにコミュニティースペースを大胆に配置することで、ふれあいの場所であることを強調。大型のテレビも設置されており、店内でのスポーツ観戦などを企画していきたいという。また、店内は静音化やバリアフリーにも配慮。スタッフはユニバーサルマナー検定を受講した。
同店の廣出ストアマネジャーは「地域の方に『夢屋ができてよかった』といってもらえることが一番の目標」と抱負。グランドオープンにあたっては地元のお客様に来店してもらうことを優先し、あえて広域への告知は行っていない。
設置台数は505台で、ゆとりをもった空間に仕上げた。女性トイレにパウダールームを設置したほか、オストメイト対応トイレも完備している。
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