今年の学生は働きやすさ重視の「安定志向」

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 エンタテインメントビジネス総合研究所は7月27日、都内でAclub7月セミナー「パチンコ店2016年新卒採用戦線を勝ち抜け」を開催。講師を㈱アクティブカンパニー・古澤祐二氏、エンビズ総研・西岡隆氏の両氏が務めた。

 第1部では古澤氏が「就職先に求めるものを見極めろ」と題し、現在就職活動を行っている学生の就業意識を分析。「今年の学生は、他者との円滑なコミュニケーションや快適な仕事環境など働きやすさを重視している。さらに大手志向でルールに則った業務を求めるなど、安定志向の傾向が伺える」と述べ、「安定性、働きやすさを意識した訴求をしていくことがキーポイントとなる」と提唱した。

 続く第2部では西岡氏が「新卒者定着の急所」と題し、新卒者が入社後に離職することを防ぐためにどのような対策をすべきかを講演。新卒者定着のために必要なこととして「不安・不満を払拭する育成環境」、「本社と店舗の一体化教育」、「役割と達成度の可視化」の3点を挙げ、「就労基盤をしっかりと確立させ、業務内容の整備や可視化により達成感を感じることのできる職場環境づくりが大切だ」と述べた。

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