民主党の小見山幸治参院議員が6月12日に提出していたパチンコの換金をめぐる質問書への政府の答弁書に対して6月17日、同議員が再質問書を提出していたことがわかった。
前回の質問書で小見山議員は「パチンコ営業者とは関係のない第三者が客から賞品を買い取ることは直ちに違法になるものではない」とした2003年の「警察庁見解」に現在も相違はないかどうかなどを質問。これに政府は現在も相違ないと明記するとともに、第三者が実質的に営業者と同一の場合は違法となると文書で回答していた。
再質問で小見山議員は答弁書に出てくる「直ちに」の意味について質問。パチンコ営業者または実質的にパチンコ営業者と同一と認められる者の賞品買取が違法であり、営業者とは何ら関係のない第三者であり、かつ実質的に同一と認められる者ではない者の賞品買取は違法にならないと考えるがどうかと尋ねている。
これに対する政府答弁は6月26日現在、まだ出ていない。