一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会は5月22日、都内で第14期定時社員総会を開催した。
任期満了に伴う役員改選では金本朝樹代表理事を再任。金本代表理事は挨拶で、パチンコとカジノの位置づけについて、
「カジノはギャンブル、パチンコは娯楽。カジノは現金、パチンコは賞品。きっちり位置づけをして、パチンコには指導していくのが行政のスタンスだ。依存の問題がある一方で我々の営業のトレンドが行政の言う大衆娯楽とはかけ離れていく。パチンコとカジノの区分けをきっちりしないと問題になる。我々の営業は適度な射幸性を持つ一般大衆娯楽だ。我々の使っている遊技機が適度な射幸性をもったものに変えられていく。売上が落ちるというシミュレーションもあるが、それでもこれからの業界にとっていい流れだと思う」と指摘。
一方で3店方式について、「3店方式を制度化、法整備を目指す。公益法人が一元管理し手数料を納付することで認めてもらう。この問題抜きで業界の将来はない」と従来の主張を強調した。