日本遊技関連事業協会は5月21日の理事会後に記者会見を開いた。
理事会では6月の社員総会に向けての承認案件を中心に協議したと報告。総会では日工組と日電協の団体加入承認を諮る。その他、回胴遊商からも団体加入の意思を確認しているとし、総会以降の加入の見通しを示した。
また、パチンコ店における置引き防止対策の事例集を作成したと報告した。日遊協会員ホール企業で発生した置引きの事例、遊技客に対する注意喚起のポイントなどをまとめており、ホール営業の参考としてもらう予定。
あわせて、4月のニコニコ超会議で開催した「パチンコ・パチスロフェスタ」の来場者アンケート結果を報告。それによると、フェスタ参加前と参加後では未経験者やスリープユーザーの業界に対するイメージや遊技意欲の向上がみられた。
庄司孝輝会長は、「これまでやらなかった人も経験するとイメージが変わっている。そういう点では、触ってもらうことが大事。日工組や日電協が団体加入することで、機械の発表の場を含めてエンドユーザーが触れる機会を増やしていければ」と語った。
一方、庄司会長は6月からはじまる健全化推進機構による遊技機性能検査について、「不正改造に対する注意喚起なのでは」とコメントした。