群馬県遊技業協同組合は5月18日、第50回通常総会を開催した。
趙栄日理事長は冒頭の挨拶で、「我々ホールの状況は、消費税の増税・引き上げによる個人消費の大幅な落ち込みにより、売り上げが大幅に減少している」と述べ現在ホールが置かれている現状について危機感を露わにした。
一方、「こうした厳しい状況の中、ファン人口の回復を図るため、ファン感謝デーの実施、賞品取り揃えの充実、遊技機の恒常的な不正防止対策システムの構築。のめり込み問題への対策、子供の車内放置事故防止、強盗等事件防止への取り組み強化、社会貢献活動の推進等に邁進してきた」と説明。「本年も引き続き以上のような施策を実施していく」と今後も継続していく姿勢をみせた。
さらに、パチンコが身近で大衆娯楽として広く県民から愛されるための課題として、「過度な射幸心の抑制」「店舗内外における防犯活動の徹底」「遊技機の不正改造・ゴト事案の防止」の3点を挙げ、「社会一般のルール、規範を守り、身近で安心して遊んでもらえる娯楽の場を提供することが信頼を得る一番の近道」と強調した。