今年のテーマは「IDEAS for ENERGY」。「30φ」「4円」「集客」「活用」「効率」の5つキーワードに対応する提案が目玉となった。
昨年9月の試験方法の変更により、主力カテゴリーのAT・ARTタイプに影響が出ているパチスロ市場。同社ではそうした現状を踏まえ、試験方法変更後もとくに影響を受けずに安定した稼働を見せるノーマルタイプの中でもとくに “30φ強化”を提案した。
また課題の4円パチンコの稼働増については「遊技時間を増やす」視点から来店時に一人のファンが遊技する機種数を増やす「遊技機種数の引き上げ」が提案された。
同社の顔認証システム『CII—FACE』の分析によると30φを打つファンのうち30φのみを打つファンは全体の37%にとどまり25φのAT・ARTやノーマルも打っているデータが弾かれている。また4円パチンコでも持玉移動の利便性が増せば増すほどファン一人当たりの遊技時間や遊技機種数が増える傾向にある。
持玉移動の利便性は各台計数システムが最上位だが、今回ダイコク電機では玉積みを見せつつも持玉移動の利便性を両立する設備を整えた「ハイブリッド営業」の導入による30φおよび4円強化を提案した。
ハイブリッド営業では計数時に一般ビジターカードが出るため計数後の持玉移動の利便性を高める特徴がある。
また30φ強化では代表機種である『ハナハナ』に対応する情報公開端末『BiGMO PREMIUM』連動の「ピカリ演出」も注目された。
ピカリとはボーナス突入時のハイビスカスの光のこと。ビッグボーナス(BB)とレギュラーボーナス(RB)を足した総ボーナス回数が『BiGMO PREMIUM』に表示される。さらに島端デジタルサイネージの『DESTIA』では店内にある『ハナハナ』の総ピカリ回数を表示し、30φ強化を支援する。
「MIRAIGATE 2015 〜IDEAS for ENERGY」は名古屋会場を皮切りに、福岡(5月19日)、大阪(5月28・29日)、東京(6月2・3日)で開催される。