株式会社HR、株式会社ニラクの両社は、一般社団法人 日本冷凍空調設備工業連合会の主催する、第33回優良省エネルギー設備顕彰で「一般財団法人 省エネルギーセンター最優秀賞」を受賞した。受賞対象は空調省エネインバーター自動コントロールシステムの「エコアイ」。
同顕彰は省エネルギー、環境保全の促進を目的に、優良事例を顕彰し設備施工者、ユーザーの意識を高めようと、1983年より年1回行われている。今回、HRは設備施工者として、ニラクは設備所有者として顕彰を受けた。
3月20日に都内で開催された顕彰式では、両社を代表しHR・中農竜二代表取締役、ニラク・諸田英模取締役の両氏が賞状を授与された。また、中農氏は受賞者を代表して挨拶し、関係者への謝意を表すとともに、
「(今回受賞した)エコアイは快適性を損なわず省エネを実現したいというニーズに応えた製品。ニラク様とともに計画、実験、強化、地球に貢献したいという企業の熱い思いが我が社を動かし受賞に繋がった」と、受賞に際しての思いを述べた。
エコアイは既存のエアコンの室外機に接続してコンプレッサーの回転数を削減し、使用電力量を削減する制御装置。審査結果を発表した千葉大学・川瀬貴晴教授は、「メーカーとの協調という点にも配慮した対策手法を提案し、既存空調設備の省エネ化へ大きな道筋をつけた」などと同製品を評価した。