一般社団法人パチンコ・トラスティ・ボード(PTB)が実施する第7回(2014年)評価結果で、ホール大手のダイナムが全10分類の評価分類のうち9分類で最高ランクの「AAA」を取得した。9分類での「AAA」は過去最高。
10分類は「ガバナンス」「基本的姿勢」「フレーム」「財務プロセス」「反社会」「社会的要請」「その他法令」「風適法」「労働法」「内部調査」。今回の調査でダイナムは前回「AAA」を取得した6分類に加え、「財務プロセス」「その他法令」「労働法」の3分類にも「AAA」が拡大。全10分類中「AAA」は9分類に達した。残る1分類は「社会的要請」。今回は前回同様「AA」だった。
格付けランクは「AAA」を最高に「AA」「A」「BB」「B」「C」「D」「—」の8段階。
PTBは企業倫理、経営学、会計学の専門家、弁護士、公認会計士、大学教授、リスク管理の専門家など業界外の有識者や専門家で構成される第三者組織。パチンコホール企業の経営状況を10分類から多角的に評価。株式公開をめざすホール企業を支援している。
ダイナムに対する今回の評価調査は昨年12月1〜24日までに実施され、各部門責任者・担当者に対するヒアリング、規定やマニュアル、帳票類の確認および5店舗へのヒアリング及び視察が行われた。