全日遊連(阿部恭久理事長)は3月11日の全国理事会で、のめり込み防止対策の一環として昨年10月から実施している新聞の折込チラシに占める「のめり込み防止標語」の掲出サイズについて、4月以降も20%のサイズを維持することを決議した。理事会後の記者会見で報告した。
当初は標語の掲出サイズについて3月31日まで20%とし、4月1日以降は10%〜20%の範囲内で適宜レイアウトする方針を示していたが、現在の業界を取り巻く情勢などを勘案し、当面の間、20%の掲出サイズでのめり込み防止の注意を促すこととした。
また、地元警察等から防犯や振込詐欺等の啓発文言の挿入を要請された場合は、それらを含めて20%で掲出し、そのうち、最低でものめり込み防止標語は10%を確保する方針。
掲出する標語は「パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです。」と「のめり込みに注意しましょう。」の2パターンを用意している。