東京都八王子市にある八王子・高尾・南大沢の3遊技場組合が行う助成事業の支援先が決定。3月10日に八王子市役所で伝達式が行われた。
3組合は昨年11月、八王子市社会福祉協議会に100万円を寄贈しており、このうち50万円が助成事業に活用される。
助成の目的は青少年育成。これに合わせ、八王子市を拠点に経済的困窮にある子どもたちに学習の機会を与えようと、ボランティアで無料の学習塾を運営する2団体が今回の助成先となった。助成金はOA機器の購入などに充てられる。
伝達式では3組合を代表して、八王子組合・宮本勲組合長が「青少年育成は私たちの業界が重点的に取り組んでいる課題。今回、立派な活動をされている2団体に助成が決まって良かった。今後も地域の理解を得ながら、地域の活性化に向けて取り組んでいきたい」と挨拶。
また、助成先決定を受け、市社会福祉協議会の名誉会長を務める石森孝志八王子市長が「勉強をしたくてもできない環境にある子どもがたくさんおり、そこに光を当てて活動される方々がいて、また、そこに支援が行きわたるのは非常にありがたいこと。子どもたちの健全育成に向けて、今後もご尽力いただければ」と謝意を表した。