会の冒頭、同社の井川幸広代表取締役社長は、「日本のコンテンツは海外で収益を上げられる可能性を持つ成長産業です。これからは日本の枠の中で考えるのではなく、世界的な視野で考え、世界に打って出るような気持ちで臨んでいく必要があります。皆様のアイデアがクリエイティブなものを生み出し、他のメディアに広がっていく可能性があります。その価値を高めていくことが、我々の目指していることです」などと挨拶した。
またセミナー講師として(株)遊技産業研究所新機種情報室の長谷川豊室長が登壇、昨年のパチスロ規制を受けて、今年は遊技機メーカー、開発会社各社は、本格的な改革を迫られる過渡期になることが予想されるとしたうえで、「ART、AT特化型のパチスロ機に対する規制の影響で、新台販売台数の減少や、販売スケジュールの見直し、上場メーカーの株価の下落等の現象が起こっています。パチンコホールは今後、来店客数、稼働率が低下する恐れがあり、メーカーと合わせて規制の影響は大きいと思います」と分析した。
賀詞交歓会には遊技機開発会社12社、CGアニメプロダクション会社(映像制作会社)49社、計117名の関係者が参加し、お互いの懇親を深め、会は盛況に終った。