同インターンシップは、同社の人材開発部の一員として採用業務に携わってもらうもので、チームに分かれて事業内容や理念を学んだ後、合同会社説明会のプレゼン資料作りに取り組むという内容。学生が人を感化させる際に必要なスキルを学んでもらうことを目的としており、6月よりエントリーを開始し、エントリー数2209名の中から選考を経て選ばれた84名が4つの班に分かれ、8月~11月に3泊4日のインターンシップが行われていた。
その成果を発表する場として開催された選考会には、各班で代表となった4チームと代表になれなかったチームで作った合同チームの計7チームが参加。東京会場は5チーム20名、大阪会場は2チーム8名がプレゼン資料の発表に臨んだ。
選考会では、各チーム持ち時間20分で、余暇産業としてのパチンコ、マルハンの理念や将来のビジョンなど、実際の説明会を想定し、それぞれに学生の関心を引く工夫を凝らしたプレゼンを展開。韓裕社長をはじめ、役員、役職者による選考の結果、東京会場は専修大学3年の山本亮さん率いる「侍藍(サムライブルー)」、大阪会場は兵庫県立大学3年の大橋亜美さん率いる「Grow up with あみ」が優勝チームに選ばれた。
東京会場での選考会を総括し、感想を述べた韓社長は「マルハンはまもなく60周年を迎えるが、次の100年を切り拓いていくには若い力が必要になる。今回のインターンシップの経験をもとに、皆さんも自らの人生を切り拓いていってほしい」と学生たちにエールを送った。
なお、選考会で優勝したチームのプレゼン資料は、2016年度新卒採用の合同会社説明会で実際に使用される予定となっており、東京会場は関東地域、大阪会場は関西地域で来年3月に開催される合同会社説明会のプレゼンに活用される。