佐賀署は11月11日、よく当たるパチスロ台の情報を知人の親子2人に漏えいしていた背任の疑いで、パチンコ店の元従業員を逮捕した。11月12日付佐賀新聞電子版が報じた。
逮捕されたのは土木作業員大林弘法容疑者(30)=大分県宇佐市=。情報を受けていた知人の親子2人も逮捕された。2人はパチンコ店店員蒲原輝容疑者(29)=福岡県須恵町=と、母親の飲食店店員蒲原久美子容疑者(51)=佐賀県武雄市=。
報道によると昨年10月中旬ごろ、佐賀市内のパチンコ店で働いていた大林容疑者がパチスロ台の情報を蒲原容疑者親子に漏えい。久美子容疑者が換金額約2万円分のメダルを不正に取得した疑いがもたれている。
被害にあったパチンコ店は今年1月に刑事告訴していた。