8月末現在の全日遊連加盟の全国営業店舗数が前月比20店舗減の1万746店舗で推移している。営業店舗数の前月割れは8ヶ月連続となった。昨年2013年は4月、7月、12月の計3回にわたり前月比で増えたが、今年は8月までにすべての月で前月割れを更新中だ。
8月末現在の設置台数は、パチンコ270万8,717台(前月末比1万5,561台減)、パチスロ149万5,631台(同1,514台増)。パチンコは前月7月に6ヶ月ぶりの増加を示したが、たちまち減少に転じた。パチスロは6ヶ月連続の増加。
また今回の減少幅は、統計のある2007年1月以降では、東日本大震災が発生した2011年3月(前月末比3万2,085台減)、2007年6月(同1万6,111台減)に次ぐ過去3番目の大きさ。今年いちばんの落ち込みとなっている。今年に入って1万台を超える落ち込みは6月の1万879台減に次いで2回目。