同機は通常時のスタートが従来機より回る「まわるんシステム」を採用。これまで通常時はほぼノーチャンスだった電チュー入賞の比率を大幅に引き上げ、約30秒に1回電チューが開放(1秒×1回、賞球2個)する仕様となっており『沖海3HME』との比較で平均スタート数は約129%アップ。また『沖海3HME』で採用された「12秒変動」(保留0〜2個時)と「まわるんシステム」の組み合わせで無変動時間の割合を1.8%と極限まで抑え、ほぼ常時回転している状態を実現した。
「まわるんシステム」はそのほか、見た目で回ることがわかる仕掛けとして釘の道釘を樹脂に変更し、電チューへ一直線に向かう「まわるんスライダー」、飛び込み頻度がアップした「ステージ」、玉が中央へ寄りやすい位置に移動してスランプを軽減した「風車」、玉がこぼれにくいゲージ構成の「道釘」(上段)を採用。プレイヤーの遊技意欲を損なわない通常遊技を実現している。
スペックは大当たり確率1/348.6、高確率時1/34.8、確変継続率60%、時短100回と大海シリーズの王道スペックを踏襲しており、従来の海物語ファンが安心して楽しめる内容となっている。