発表会で挨拶した長谷川崇彦マーケット戦略室室長はパチスロ市場の魅力について、「ノーマルタイプから突き抜けた出玉間のある高純増ATまで、幅のある商品ラインナップを提供できている点だ」と指摘。
「出玉性能だけ取り上げれば似たようなものになってしまうが、それをいかに版権やゲーム性と結びつけるか、という部分で商品の幅を広げていく。昨年末から今年前半にかけてリリースした『SLOT魔法少女まどか☆マギカ』、『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』、『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』ではそれが市場に受け入れられたと自負している」などと開発姿勢について語った。
その上で今回の『スロット バットマン』については、「今年で75周年を迎え大々的なキャンペーンが張られる見込み。機運が高まる中での投入となる」として、「初めて遊技した人にもわかりやすく、特にゲーム数上乗せ、チャンスゾーンの2つについてアツさが伝わるよう工夫した」などと特長を説明。機種の詳細についてはマーケット戦略室の山本学課長が解説した。
同機のゲーム性の軸ともいえるのがART中のゲーム数上乗せ演出である「上乗セレクト」。その最大の特長は獲得できる可能性のあるゲーム数があらかじめ知らされている点。最大15個ある宝箱のそれぞれに獲得できるゲーム数が表示されているが、そのうち最低1つには3桁のゲーム数が存在。それを選べるかどうかは、プレイヤーの運と勘次第となる。
なお、ART「ダークナイトラッシュ」は1セット50ゲーム+αで純増2.3枚。納品は9月下旬より開始予定となっている。
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