同社は2008年にカンボジア初の日系商業銀行としてマルハンジャパン銀行をプノンペンに設立。銀行業務を通じてカンボジアの経済発展を支えるとともに、カンボジアと日本の架け橋となることを目指してきたが、同社が日本において多くのスポーツ支援に力を入れていることから、カンボジアバレーボール協会から依頼を受け、今回の調印に至ったという。
渡邉氏は、公益財団法人日本体育協会、公益財団法人日本バレーボール協会主催事業の講師を務めるほか、過去にチュニジア共和国男子ナショナルチームコーチを務めた経歴も持つ。カンボジア王国バレーボール ナショナルチーム代表監督としての派遣期間は2014年5月19日~(期間未定)。
プノンペンのカンボジアオリンピック委員会で行われた調印記念式典には、同社の韓昌祐会長、カンボジアバレーボール協会会長のネット・サブーン閣下、カンボジア教育省大臣のオク・セティチエット閣下、カンボジアオリンピック委員会委員長のワット・チャムラーン閣下、代表監督として派遣が決まった渡邉孝氏が出席した。
同社では、今回の派遣によって「カンボジア王国バレーボールナショナルチームの能力と地位が向上することで、スポーツが持つ力が認知され、カンボジアで多くの人に新たな夢と笑顔、そしてヨロコビを提供し、カンボジアと日本、両国の友好の絆がますます強くなるきっかけになればと思います」とコメントしている。