説明会の冒頭、石井学取締役は今年3月に同社の最大株主であるJトラストグループ傘下で不動産事業を行うキーノート(株)、アミューズメント施設向けの景品を製造・販売する(株)ブレイクを完全子会社化したことを伝え、さらに齊藤慶代表取締役社長と藤澤信義代表取締役会長との2名代表取締役体制に変更したことを報告した。
2014年度3月期第2四半期の同社単体の実績は、売上高88億700万円(前期比8億5900万円減)、経常利益6億8300万円(前期比3億1300万円増)、当期純利益6億8100万円(前期比2億8600万円増)と減収増益の業績を報告。
増益の要因としては、主力のアミューズメント事業において利益率が高いメダルゲームジャンルが伸長したと同時に、不動産事業を行うキーノートの戸建販売部門を取り込むことが成果を上げたと分析した。
またパチンコパーラーを含む商業施設の建築事業部門について藤沢会長は、設計・施工事業をキーノートへ集約する施策を伝え、
「案件の引き合いが多くなってきており、事業は回復に向けて推移している。今後は不動産事業をセットして営業することにより、事業の成長に結びつけていきたい」と述べた。