本大会は、主催者推薦枠を活用した出場選考会の実施や、若手ゴルファーやアマチュアゴルファーに出場機会を提供するなど、人材の発掘と育成を目的に、開かれたトーナメントを目指している。
期間中は霞ヶ浦に隣接する市町村の協力のもと、地元の特産品を販売するなど、地域一体の大会を標榜しているのも大きな特徴だ。
第1回となる今回の賞金総額は2億円、優勝賞金は4000万円。ツアープレーヤー90名、アマチュア6名、計96が出場する。
平和の嶺井勝也社長は、「プロはもちろんのこと、ジュニア、トップアマなど、たくさんの方たちが出場できる開かれたトーナメントを目指したい」と意気込みを語った。大会の模様はBS朝日で全日生中継。インターネットでも全日にわたって中継される。
会見には大会ホストプロとして出場する宮里優作選手も駆けつけ、「ジュニアの育成に寄与するためにもゴルフの素晴らしさを発信したい。日本を代表するトーナメントのひとつになることを目指したい」と抱負を語った。宮里選手はこの9月からPGMグループとスポンサーシップ選手契約を結んでいる。
コースとなる美浦ゴルフ倶楽部はPGMホールディングスが国内に所有・運営する127コースのひとつ。世界で250コース以上を手掛けた名匠ロバート・トレント・ジョーンズJr.氏の設計によるもので、今年で開場20周年を迎えている。