シンクタンクの(株)矢野経済研究所は2月23日、『パチンコ経営企業総覧2011年版(東日本版・西日本版)』発刊(1月31日発刊)に伴い、調査結果サマリー(要約)「全国パチンコ経営企業数及び店舗数に関する調査結果2010」を発表した。
それによると、10年12月31日現在の全国のパチンコパーラーは前年同月比3.4%(416店舗)減の1万1952店舗、経営企業数は同4.5%(194社)減の4109社。
1店舗当あたりの平均設置台数は前年同月比8.8台増の383.4台。パチンコ機平均は同6.5台増の267.7台、パチスロ機平均は同2.3台増の114.7台となり、パチスロ機の平均設置台数が増加に転じたことを報告している。
低貸玉営業店は10年末時点で7935店舗(全店舗数における低貸玉営業導入率は66.4%)。導入店舗では顧客数が回復するなど、新たな営業スタイルとして定着しており、今後も同営業を導入する店舗が確実に増加するものと予測している。