セガサミーホールディングス(株)は5月12日、グループ企業のサミー(株)に対し、アルゼ(株)が保有する特許権2件(特許第3069092号・特許第3708056号)を侵害したとして起こしていた特許権侵害訴訟のうち、最高裁判所により1件の無効が確定したことを発表した。
今回無効が確定したのは、特許第3708056号に関する訴訟。アルゼ側は、サミー製のパチスロ機『北斗の拳』が所有する特許2件を侵害しているとして210億円の損害賠償を求めて2005年12月にアルゼが訴えていた。
サミーは今後の見通しについて、知的財産高等裁判所で審理中の損害賠償請求事件について控訴審の結果が判明次第開示するとしている。