山梨学院大学の宮塚利雄教授によるパチンコ産業ゼミでは8月5日から10日の6日間、(株)ガイア協力の元、企業実習を行った。
参加した学生は同ゼミを受講する20名の内10名の男子学生。学生たちは8月5日・6日の両日、同社東京支社(東京都中央区)で業界の現状や接客マナーなどの説明を受け、大当たりした際のドル箱の出し方などを研修した。
続く8日・9日には同社渋谷店で店舗実習を行い、オープン準備から宣伝用うちわの配布、PRポスターの製作などを行った。
参加した学生は「客の側と働く側では全く違うと感じた。こんなに丁寧に接客しているとは思わなかった」と話す一方、将来業界への就職希望の問いに「この業界は比較的皆若い人が多く、逆に言えば若くても実力次第で上へ上がれる世界だと感じた。自分もこの世界へ入って上を目指したい」と業界に対する印象を話した。
同社人材開発部の塚原喜代美部長は「学生たちは皆ボジティヴ。当社の今年の入社内定者の中に昨年参加した学生がおり実習は年々成果を上げている。業界のイメージアップにつながってほしい」と企業実習に期待を寄せる。