マルハンに所属するチェアスキーヤーの狩野亮選手はこのほど、ソチ2014パラリンピック「男子座位滑降」「男子座位スーパー大回転」の2種目で金メダルを獲得した功績により、長野市より「長野市長特別賞」を受賞した。
長野市は、市民または市に関係の深い者のうち、スポーツその他の協議において優秀な成績を収め、市民に明るい希望を与えた方を対象に「栄誉賞」を贈呈。現在、長野市在住の狩野選手は2010年バンクーバー大会で金メダルを獲得した際に「市民栄誉賞」を受賞しているため、この度長野市が「長野市長特別賞」を新設し、贈呈した。
4月21日に長野市役所で行われた授賞式では、加藤久雄長野市長が「市民に勇気と感動を与えてくれました。本当におめでとうございます」と祝辞を述べた。これに対して狩野選手は「たくさんの声援をありがとうございました。金メダルを2つ獲得したことに満足し、歩むことを止めれば4年後、8年後には表彰台にも上がれないと思います。金メダルを過去のものとして、さらに上を目指していきます」と今後の意気込みを語った。
なお、狩野選手は出身地である北海道より「栄誉賞特別賞」、同じく網走市より「市特別栄誉賞」も受賞している。