回胴式遊技機商業協同組合は11月22日、組合事業として義務づけていた「確認シール」の貼付をパチスロ機の筐体内部から前面(下部パネル)に変更することを発表した。
「確認シール」の貼付は、設置業者としての遵法意識と責任の所在明確にすることを目的に平成11年4月より実施されてきたが、不正遊技機の横行や組合員の不正関与など問題の解決には大きな成果が得られなかった。こうした現状を重く受け止めた回胴遊商では「不正遊技機の根絶」を事業推進の最重点項目として掲げ、さらなる不正に対する抑止効果を狙う方策の第一として前面貼付への変更を実施する。
前面貼付は平成15年1月1日以降に設置されるパチスロ機から実施され、下部パネルの四隅(各メーカーによって指定の場所は異なる)のいずれかに貼付することになる。
シールの形式については下部パネルのデザイン性を損なわないよう従来より小型化し、一部内容を改め、表記内容は上から確認シール番号、販売業者登録番号(メーカー設置の場合はメーカーコードが記載される)、設置年月日となっている。