同機はパチンコ好きでも知られる蛭子氏監修の元、構想7年、開発3年ををかけたという力作。また、メディアを招いて大々的な発表イベントを行なうのも高尾初の試みとなる。
イベント冒頭では同社の内ヶ島隆寛代表取締役副社長が挨拶。「著名な方とのコラボレートによる自信作。大きな展示会の開催も当社初の試みだが、それだけの期待の高さを感じて欲しい」と同機への自信を表明、また、技術開発課・磯村光作課長は挨拶のなかで、「リーチアクションには名機を彷彿させるものが多く、これを作ってしまってもいいのだろうか、と思うこともあった」などと開発の苦労話を語った。
続いて蛭子氏が直々に台のコンセプトを解説。「盤面でたくさんの玉が踊るような、玉の動きの楽しめるものが作りたかった」「リーチアクションは外れても笑って許せるようなものがよかった」というように、玉の動きそのもの面白さ、打っていて癒される感じに主眼をおいたことを強調した。
この後ゲストのパンチ佐藤氏も登場し早速新機種を試し打ち。人気番組「今夜は千両箱」でのヒキ弱ぶりには定評のある同氏だが、今回は先に大当たりを引き満足の表情。
機種紹介のビデオが流れると「どこかで見たぞ」というリーチの連続に場内は爆笑の渦。ぶっちゃけた話「パクリ」ともいえるのだが、それを笑って許せてしまうノリがこの機種の特長だともいえるだろう。