ニラクがシンジケートローンで資金繰り

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 パーラー経営大手のニラク(福島県郡山市)では、3月27日付、アレンジャーをあおぞら銀行、ジョイント・アレンジャーを富士銀行とする総額14億円のシンジケートローンを参加各金融機関との間で実行したことを、同社ニュースリリースで発表した。

 同リリースによると、今回のシンジケートローン実施の理由について、同社では現在、パチンコ店建設・運営に係る資金を金融機関からの長期借入金を主体に調達しているが、そのなかには比較的レートの高い借入金も存在していた。今般、シンジケートローンを実施することにより、借入コストの削減と新規金融機関との取引が実現し、引き続き資金繰りの安定化に資することができると考えているという。

 また、通常の長期借入を複数の金融機関から行う場合と比べ、借入条件の一本化が図れること、及び窓口がエージェント行のみとなることから借入事務の効率化を図ることができるという。

◆シンジケートローンの内容

・調達金額:14億円

・契約日:平成14年3月20日

・実行日:平成14年3月27日

・借入期間:5年間

・資金使途:長期事業資金(借り換え資金等)

・アレンジャー:あおぞら銀行

・ジョイント・アレンジャー:富士銀行

・コ・アレンジャー:足利銀行

・エージェント:あおぞら銀行

・シンジケート団:あおぞら銀行、富士銀行、足利銀行、福島銀行、東京都民銀行、東邦銀行

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