日本LEC、デビットカードをテスト導入

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 日本レジャーカードシステム(以下、日本LEC)は、金融機関のキャッシュカードで買い物代金の支払いができ、即座に口座から引き落とすことが可能な「デビットカードサービス」のフィールドテストをパーラー2店舗で今年3月に開始した。

 3月20日の時点で導入されているのは《やすだ幕張店》=千葉市花見川区幕張町3?7710=と《Aパン ハイブリッジ》=愛知県豊田市東山町1?7?1=の2店舗。

 テスト導入店においては、ICカード券売機の横にデビット端末を設置、個人が持つキャッシュカードを使い、パッキーICカードの入金が可能になる。まずファンはキャッシュカードを端末に挿入し、カードの暗証番号をキーに打ち込む。さらに券売機の金額のボタンを押すとその金額分が入金されたICカードが券売機から発券され、同時にファンの口座からカード代金が引き落とされる。続いてデビット端末に接続された「情報処理センター」の口座にカード代金が入金。最後に情報処理センターの口座からパーラーの口座に「カード代金から手数料を差し引いた金額」が締め日から5営業日に入金される。

 なお、今回のテスト導入期間中は全日遊連など業界関係者との協議のうえで次のようなガイドラインを設定し運営される。

(1)1枚のデビットカードによる1日当たりの券売入金額の上限を3万円とする。

(2)デビット端末での暗証番号入力は利用客本人が行い、パーラーの従業員はアシストしない。

(3)パーラー内の防犯カメラ等でも暗証番号入力シーンは撮影しない。

(4)デビット端末は自動機タイプとしてパーラーは異常の有無等を毎日確認して頂く。

 なお、3月19日の全日遊連の記者会見で現在のデビットカード導入店はナスカを含め全国で15軒に達した事が報告された。

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