東京・世田谷区の北沢遊技場組合(南栄二組合長)は12月3日、世田谷区に福祉車両2台を寄付した。区に寄付された車両は区内の社会福祉法人嬉泉「おおらか学園」とNPO法人「たつなみ会」にそれぞれ贈呈された。
北沢組合の福祉車両の寄付活動は、平成5年からおこなわれているもので、今年で12回目。今回の2台を含めて計26台が各福祉団体に寄贈されている。
同日、役所中庭でおこなわれた寄贈式では南組合長が「十分に車両を活用していただけるようお願いする」と挨拶。車両の寄付を受けた熊本哲之世田谷区長は「今回で26台になりましたが、区内の福祉団体で有効に活用させていただいている。区や福祉団体だけでなく、区民全体からも感謝を表したい」と謝辞を述べた。
なお、北沢組合が寄贈した福祉車両はトヨタ「ノア」と日産「キューブ」。各車両にはそれぞれの福祉団体名が記入されているほか、たつなみ会へ渡ったキューブは、乗降しやすいよう座席が自動回転する特別仕様となっている。