今年の8月下旬以降、人気パチスロ機『北斗の拳』(サミー)を対象にした基板交換ゴトが、相次いで発生している。
手口は主基板を不正改造した基板と交換するというもので、関係者によると昨年頻発した『アントニオ猪木という名のパチスロ機』のサブ基板交換ゴトと酷似しており、カシメを切るなど強引に基板を交換する犯行が目立っているという。
現在までに東京、静岡、大阪で発生していることが確認されているが、『北斗の拳』の設置台数から考慮すると、今後被害は全国的に拡大する可能性もありそうだ。また、基板交換だけでなくいわゆるクレ満ゴトや不正ハーネスゴトも確認されており、設置パーラーでは日々の遊技機の点検やデータ確認などの対策が必要。
全日遊連では「相当な注意が必要である」として、警戒を促している。