日本電動式遊技機工業協同組合(國嵜隼任理事長)では先ごろ、新規則が施行される7 月1 日以降の新要件パチスロ機の型式試験持ち込み分から、格段にセキュリティを高めた新たな封印シールを使用する方針を固めた模様だ。新・封印シールの詳細までは不明だが、耐熱性および剥離剤対策ならびに刃物対策を強化したものであることが伝えられている。
また日電協はかねて策定していた同組の「健全化対策実施要綱」を一部改正し、6 月1 日から施行されることが明らかになった。
要綱自体はこれまで非公開の扱いだった。今回の改正版もその方針が踏襲される模様だが、消息筋によると、主基板への「かしめ」の使用を明文化、万が一かしめが切断された場合でも、その痕跡をはっきり確認できるかしめの使用を義務づける方針が示されているという。なお、従来使用していた「セーフティロック」という呼称を改め、改正後は「かしめ」に統一される方向だ。