愛媛県北条市のパチンコ店駐車場に止めた車の中に生後10カ月の長女を放置し、熱射病で死亡させたとして、重過失致死罪に問われた会社員岡田寿被告(30)と妻妙被告(31)に対し、松山地裁(前田昌宏裁判長)は3月11日、ともに禁固1年6月、執行猶予5年(ともに求刑禁固1年6月)の判決を言い渡した。
起訴状などによると、2人は昨年4月27日午前11時半ごろ、北条市のパチンコ店駐車場で、窓を閉め切った乗用車のチャイルドシートに長女彩花ちゃんを座らせたまま放置。同日午後2時50分ごろまで約3時間20分の間、スロットをしていて彩花ちゃんの様子を一度も見に行かず、熱射病で死亡させた。(3月11日 共同通信)