パーラー最大手のマルハンは11月29日、2006年中間期(2005年4月1日〜9月30日)の説明会を八重洲富士屋ホテルで開催した。
鈴木嘉和社長は2006年中間期の連結経営成績について、売上高が7791億7800万円(前年比31.2%増)、営業利益が57億4200万円(前年比15.7%増)に達したことを発表。また新ビジョンとして(1)パチンコ業界でES、CS日本一になる、(2)あらゆるサービス業の中でトップクラスのサービスを提供する、(3)世界レベルのエンターテインメント企業になる、の3点を挙げた。
組織変更に関しては社長室と計数管理を統合して経営企画室とし、開発本部を開発部と建設部の2つに分けるとともに営業力の強化について「機械の特性の解析、店舗のマーケティング調査などを行う営業戦略部設置によるナレッジマネジメントを推進、営業組織の強化、店舗への権限委譲による競合店対策を行う」(鈴木社長)などの方策を挙げた。
また韓裕常務取締役営業本部長は各店舗の営業成績について、「全178店舗中、稼動台数トップの地域1番店が150店舗で、全体の84.3%に上る」と述べた。