パチスロ機メーカーの(株)SNKプレイモア(本社/大阪府吹田市、外山公一社長)は、(株)エヌ・シーソフト(本社/韓国、金澤辰代表)との間で、オンラインゲームの開発、及びサービス、両社IP(知的財産)の相互活用など、クロスライセンスに基づく業務提携に向けた合意書(MOU)を締結した。11月10日付け同社ニュースリリースが伝えた。
それによると、業務提携の第一段階として、SNK社の「ザ・キング・オブ・ファイターズ」、「サムライスピリッツ」、「メタルスラッグ」、「ティンクルスタースプライツ」など、複数タイトルのPCオンライン向け移植に関して合意し、開発とサービススケジュールなどの具体的事項について協議を開始したという。SNK社は、「PCオンライン市場へ参入するにあたり、オンラインゲームの第一人者であるNCソフトとの業務提携が実現したことは、両社に大きな利益を生み出すものと考えている」としている。
一方、NCソフト社は、「今回の締結を通じて全世界にブランドを誇るSNKプレイモアの様々なゲームコンテンツを確保することになった。NCソフトは今後、差別化したコンテンツを活用して世界一流水準のゲーム開発とサービス技術を集結した新しいゲームの誕生を期待している」とコメントしている。