原田新理事長、優先課題は検定切れ機への対応

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 全日遊連は10月5日、東京・市ヶ谷の『遊技会館』で臨時理事会を開催し、先に選考委員会で新理事長に推挙されていた原田實都遊協理事長の理事長就任を決議。新執行部もほぼ全員の留任が決まった。

 理事会終了後の記者会見で原田新理事長は、自身の任期をあくまで山田茂則前理事長の残任期間で区切る考えを強調し、役員改選が行われる来年5月の通常総会以降については次の新理事長にバトンを引き渡す意向を示し、その上で、「検定・認定切れ遊技機に撤去が求められるなど、喫緊の課題に直面する中、空白期間をこれ以上長引かせるのは業界全体にとっても大きなマイナスだ。もちろん引き受けるかどうかにあたっては迷いがなかったわけではない。このように80歳を目前に控えた高齢で全国の理事長の激務に耐えられるかどうか不安があったのも事実だ。しかし9月15日の選考委員会で民主的な手続きに則って被指名人に推挙され、さらに9月27日の都遊協の理事会で組合員の賛同を得られたことで勇気を持つことができた。山田前理事長がとられてきた路線を基本的には引き継ぎながら、山積する問題の解決に全力で取り組みたい」と強い決意のもとに所信を表明した。

 今後の優先課題については、(1)検定・認定切れ遊技機への対応、(2)賞品買取問題への取り組み、(3)不正機対策、の順で位置づける考えを示し、とくに(1)については、「機械の問題は業界にとって極めて大きい。来年には『吉宗』や『北斗の拳』など、設置台数の極めて多い人気機種が検定切れを迎える。それだけにパーラー側にかかる入替負担の増大が懸念されるが、(10月)12日の全国理事会には警察庁生活環境課から鶴代課長補佐のご出席を賜り、このことについて改めて説明を頂くことになっている。何とか我々の立場を理解してもらうよう努力したい」と強い危機感を示した。

 また同日の理事会では理事長の指名で決められる副理事長の人選を終えたことも報告され、山田路線の踏襲を象徴するように、前任者のほぼ留任が確定、次の布陣で新執行部を構成することが了承されている。

《全日遊連新執行部》
理事長  原田實(東京)
副理事長 田中亀雄(北海道)
〃    小山重道(東北)
〃    平川正寿(関東)
〃    平林米司(中部・新任)
〃    段為梁(近畿)
〃    玉川政一(中国)
〃    西川明寛(九州・新任)

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