完成10年を迎える京都府京丹後市の峰山球場に7月24日、球場建設に貢献したパーラーチェーン大手・マルハンの韓昌祐代表取締役会長の顕彰碑が完成し、除幕式が開催された。
この顕彰碑は、黒御影石の上に地場産業の最先端技術を用いてつくったアルミ製のボールなどを配し、碑文には府立峰山高等学校在学中に米国で事故死した韓会長の長男・哲(当時16歳)さんの小学3年生時代の作文「ぼくのゆめ」が刻まれている。
作文に書かれている「町営グランドをつくる」という夢を実現するために、昭和57年に建設費1億円を峰山町に寄附。平成7年に完成し、今年10周年の節目として功績を称えられた。
除幕式には京丹後市の中山泰市長をはじめ一般市民ら約120名が出席。韓会長は当日、「今後も第二の故郷のために寄与していきたい」と述べた。